マネープラン
いつ、いくらの支出が必要なのか
大きな支出がある時期を予測する
ライフプランという言葉をご存知ですか?
これは今後の人生で、いつ、何歳の時に、どんなライフイベントがあるのか一覧にしてみるということです。
例えば夫が46歳、妻が44歳の時に、長女は18歳で大学に入学することが分ったとします。ということは、この年までにある程度の大学進学資金を準備しておく必要があると分かります。
長女が結婚する年齢を30歳としたら、その頃には結婚式の費用やお祝いのお金も用意しておきたいと思うかもしれません。
また、親の介護が必要になるのは何歳くらいかも予測がつきます。その時はいくらお金がかかるでしょうか。兄弟でどのくらいお金を出し合うことになりそうでしょうか。これから先、兄弟姉妹と話し合うことになる議題も判明します。
自宅のメンテナンスも予測がつきます。屋根、外壁の塗り替えに約150万円、それが10年ごとに必要です。エアコンや給湯器などの設備の交換も同じく時期が予測できます。
このように一生分のライフイベントと必要な資金を計画しておくことで、資産運用や貯蓄づくりの目標を立てることができるのです。
「人生はその通りになるとは限らない」と反発する人もいるかもしれません。しかし、行き当たりばったりで生きていけるほど、今の日本は裕福な社会ではありません。守りを固めリスクに備えておかなければ、いつ貧困に陥るかも分からない社会なのです。
だからと言って悲観的になりすぎるのは、金融業者の「養分」とされかねません。
もしかしたらあなたに保険や金融商品を売りたい人達によって、大げさにリスクを煽られるかもしれないのです。そのため相談相手は慎重に選ぶ必要があります。
マネープラン
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いつ、いくらの支出が必要なのか
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